【アルバム紹介】LORD ECHO 『Harmonies』 2017.04
レゲエやダブを軸に、ソウル、ファンク、ディスコ、アフロといった音楽ジャンルを混ぜたヴィンテージ・サウンドで世界中のファンを魅了してやまない、ニュージーランドのマルチ奏者/プロデューサーのロード・エコー。去年の6月は来日公演を成功させ、12月には先行シングル「Just Do You」をリリースしたことも話題になったが、ついに2010年の『Melodies』、2013年の『Curiosities』に続く3枚目となるフルアルバム『Harmonies』の詳細が明かされた。
客演はファット・フレディーズ・ドロップのトビー・ライング、エレクトリック・ワイヤー・ハッスルのマラTK、サックス奏者ルシアン・ジョンソン、ヴォーカリスト、リサ・トムリンズといった、ロード・エコー作品ならば馴染みの顔ぶれだが、今作では半数近い楽曲でマラTKがヴォーカルを担当している。先行でリリースされたマラTKをフィーチャーした「Just Do You」は、マラTKの繊細な歌声とロード・エコーの浮遊感溢れるファンキー・ディスコダブな音作りが心地良いナンバーになっており、DJたちに重宝されそうだ。