イベント情報

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【イベント情報】ドキュメンタリー映画『Liam Gallagher: As It Was』@England 2019.06.07

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元オアシスのリアム・ギャラガーが、ソロ・アーティストとして復活するまでを描いた、ドキュメンタリー映画『Liam Gallagher: As It Was(原題)』が、イギリスとアイルランドで現地時間6月7日に公開される予定で、公開前日の6月6日にはロンドンにてワールド・プレミアが行われるとのこと。

 

作品の概要には次のように記されている。「オアシス時代の目も眩むような、まさに“Champagne Supernova”と言える時期の成功から、追放されて、退屈さと酒、法廷闘争による音楽的につらい日々の中で迷い、窮地に立たされたロック史上最も偉大なフロントマンの1人を描いた感動的なストーリー」であり、「リアム・ギャラガーノエル・ギャラガーの陰から抜け出して世界屈指のバンドから1人でスタートし、裸一貫で、隠れる場所などない中で最高のカムバックを果たすためにすべてをかける」様が描かれているとしている。 

 

本作はリアム・ギャラガーがソロ・アーティストとのキャリアを始める様を追ったもので、ソロ・デビュー・アルバム『アズ・ユー・ワー』の制作やアルバムを携えてツアーに出るところをカメラ・クルーがステージでもバックステージでも密着したものとなっている。

 

本ドキュメンタリーの監督であるチャーリー・ライトニングは本作以外にも、リアム・ギャラガーの壮大なソロ新作の内容について語っている。

 

来たるセカンド・ソロ・アルバムに収録される新曲“Once”も本作では使用されているという。

 

『NME』に対して“Once”について「このアルバムの“For What It’s Worth”なんだ」と語っており、アルバムについては彼が聴いた選ばれた楽曲は「ものすごかった」と語っている。

 

「『アズ・ユー・ワー』と地続きのものなんだ」とチャーリー・ライトニングは新作について『NME』に語っている。「『ディフィニトリー・メイビー』と『モーニング・グローリー』を見てみた時に一つはよりパンクっぽくて、一つはよりビッグなアルバムなわけでさ、分かるだろ? これっていうのは進化のわけでさ。最盛期にいる人なわけでね。みんなが新作にガッカリすることはないと思うよ。みんな、圧倒されるんじゃないかな」

 

“Once”がどんな曲かについてチャーリー・ライトニングは次のように続けている。「『You only ever get it once(それができるのは一度だけだ)』という歌詞があるんだけどさ。それがすべてで、初めて聴いた時に、それを聴いて人生で得ることのできる体験について考えたんだ。2度目のチャンスもあるけどさ。でも、1度しかないんだよ。あと、自分としてはノエルに対して歌っているとも考えられると思ったよ。分かるかな?」

 

チャーリー・ライトニングは新作からのリード・シングルについて「リアムの楽曲でも最も好きな曲」と語っている。

 

「自分としては“Wall Of Glass”よりもいいと思うね。よりハードなんだ。『アズ・ユー・ワー』と地続きのものなんだけど、よりビッグなんだよ。2度目ということはより信頼を得ているわけでね」と彼は『NME』に語っている。

 

「ファースト・シングルはすごくキャッチーなんだ。ブリッジがものすごくて、壮大なサビがあるんだ。素晴らしいよ」

 

「ストリートを練り歩く時のための曲だよね。まさにそんな曲なんだ、スタジアム向けの楽曲としても聴こえるはずだよ。そういうヴァイブなんだ。

 

それって『ディフィニトリー・メイビー』と『モーニング・グローリー』の違いでもあるよね。彼の声もものすごいよ。リアムなんだ」

 

 

 

また、最近プライマル・スクリームボビー・ギレスピーが、英メディアで語った発言=「ロックンロールは死んだ、今はグライムが新しいR&Rだ」にからめた質問を、


事もあろうに“最後のロックンロール・スターらしいロックンロール・スター”と目されているリアムさんに提出。

 

★むろんリアムさんも「おぅ、売られたケンカは買うぜ!」と言わんばかりにお得意の「リアム語」リプライで応戦しています。

 

その際のファン2人とのやりとりが以下のリンク。

https://www.radiox.co.uk/

 

жファン2人とのやりとりをざっと日本語に訳すとこんな感じ。

(1)ファン「リアム、あなたも将来(ノエルのように、という含みを込めた英国人特有の言い回し)違う音楽スタイルを試す気がある?」

リアムさん「絶対ねぇよ!」

 

(2)ファン「最近ボビー・ギレスピーが『ロックンロールは死んだ。今はグライムが新しいR&Rだ』と言っていましたが、
この説については?」

 

リアムさん「ロックンロールは絶対死なねぇよ、今はちょっとしたこん睡状態に入ってるだけでさ。
そのうちまた(目を覚まして)蘇ってくるって」

 

『アズ・イット・ワズ』は現地時間6月6日にロンドンのアレクサンドラ・パレスでワールド・プレミアが行われることが決定しており、当日はリアム・ギャラガーがパフォーマンスを行う予定となっている。劇場では6月7日に上映される。

 

また、リアム・ギャラガーは今年のグラストンベリー・フェスティバルのメイン・ステージに出演することも決定している。

 

日本公開は今のところ情報が無いようですね。